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An Ember in the Ashes (An Ember in the Ashes #1) [英文多読]

■英文多読に挑戦(640冊目)

B00P5V4TCOAn Ember in the Ashes (An Ember in the Ashes, Book 1)
Sabaa Tahir
Harper Voyager 2015-04-28

by G-Tools
Author : Sabaa Tahir
Series : An Ember in the Ashes #1
Genre : YA, Fantasy, Romance
YL=6.0、単語数=124337、ページ数=465、☆5.0
[Kindle Edition]

SerraはかつてScholarと呼ばれる民族の領土だったが500年前にMartialという民族に侵略され、
それ以降ScholarはMartial帝国により武力によって抑圧され虐げられてきた。
17歳のScholarの少女Laiaの両親はかつて帝国に反逆するResistanceという地下組織の
リーダーだったが、仲間の裏切りにより姉Lisと共に捕まり殺されていた。
彼女は兄Darinと祖父母と共に貧民街で暮らしていたが、
ある日Martialの兵隊Maskによる強襲を受け、祖父母は殺されDarinは捕らわれてしまう。
DarinはMartialの門外不出の特殊な剣の作成法をスケッチブックに書いているのを
知られてしまったのだ。
Laiaはかろうじて逃げ出し、兄の救出をResistanceに求めるが現リーダーMazenの対応は冷たく、
彼女はDarinの救出の交換条件としてResistanceのスパイとなりMartialの士官学校Blackcliffの
校長であるCommandantの元に奴隷として入り込むことを受け入れるしかなかった。
  --
Blackcliffの卒業を数日後に控えたCommandantの息子Eliasは、
帝国と学校から逃げ出し殺戮の無い自由な場所に行きたいと常に願い、
卒業式後の祝典の喧噪に乗じてそれを決行しようと何ヶ月もかけてその準備をしてきた。
ところが彼の前にAugerという神が現れ、皇帝の血統が途絶えたために
次の皇帝を選ぶ選抜試験Trialが500年ぶりに行われると告げ、
真の自由が欲しいならばそれまで待てと説得される。
そしてEliasは4人の次期皇帝候補の1人に指名されTrialを受けることになる。
そんな中で彼は母親の奴隷として働いているLaiaという少女と出会い
Trialという厳しい状況にありながらも何故か彼女に惹かれていった・・・
・・・
ヒロインのLaiaは両親や兄と違いか弱く何の力も持たず、ただ1人残された肉親を救い出すために
Resistanceの無謀な要求を受入れるしかありませんでした。
しかしCommandantはBlackcliffの中でも最も冷酷で凶暴な人物で、奴隷を傷付け殺すことなど
なんとも思わず、Laiaもまた過酷な仕打ちの中で死と向き合うことになります。
一方の主人公Eliasは突然現れたAuger(神のような存在)に言いくるめられて(?)
Trialを受けることを決断しますが、Trialは肉体的にも精神的にも非常に過酷なもので、
彼はこれが本当に真の自由のためになるのかを反問せざるを得ません。
そんな中で出会った奴隷の少女に訳も無く惹かれ、彼女を守ってあげるようになるのです。

物語は章ごとに交互にLaiaとEliasの視点に切り替わりそれぞれの一人称で語られるのですが、
どの章も続きが気になるような終わり方でしかも次の展開が全く読めず、
作者の術中にまんまと嵌まっているのを承知しながらも2人の運命が案じられて
読むのを止められなくなります。
読み始めた当初は割と単純なボーイミーツガール物で2人は恋に落ち
Eliasは皇帝となって帝国を改革しScholar達も解放されてめでたしめでたし、
なのかなと予想したのですが(まあシリーズの最後にはそうなる気がしますが)、
とてもそんな一筋縄なものではありませんでした。

最初は弱々しくて逃げることしか出来なかったLaiaがラストでは自分は戦士なのだと
自覚するほどに成長することに驚かされますし、
一方のEliasは完璧超人なのかと思いきや幼なじみで共にTrialを受けることになるHelenの
彼に対する恋心を知ってあたふたしたり、Laiaのことを考えて悶々としたりと
意外に青いところが好感を持てたりします。
またLaiaと共にCommandantの奴隷となっていたIzziとCookも単なる捨て駒かと思っていたら
終盤には重要な役割を果たすなど、主要な登場人物が皆キャラが立っているのが良いですね。

独自の世界観や固有名詞に慣れてしまえば英文の難易度はそれほど高くないと思いますし、
ページ数は結構多いですが物語にどっぷりと浸かって気にならなくなること請け合いです。
少々バイオレンスな表現もありますがYAとしてはそれほど過激ではありませんし、
面白いファンタジーをお探しの方は是非どうぞ。
間もなく第2巻が発売される予定で、2人の運命がどうなっていくのか楽しみで仕方ありません。

白状すると後半はLaiaの親友になるIzziちゃんが殺されてしまうのではないかと気になって
ずっとドキドキしながら読んでいました。
そしてその結末は・・・ああ、とても言えません。(読んで確かめてね)

ここまでの合計。640冊、単語数=9566524


トレーラーがありましので載せておきます。



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Firelight (Amulet #7) [英文多読]

■英文多読に挑戦(639冊目)

B014RRO2DMFirelight (Amulet #7)
Kazu Kibuishi
Graphix 2016-02-23

by G-Tools
Author : Kazu Kibuishi
Series : Amulet #7
Genre : Comic, SF, Fantasy
YL=4.8、単語数=7801、ページ数=198、☆4.5

Emily, Trellis, Vigoの3人はAlgos Islandを発見する。
そこには以前エルフ王に雇われてTrellisを暗殺しようとし、
Emilyとの戦いで敗れたMemory Hunterのエルフ Gabilanがいた。
彼はTrellisの失った記憶を取り戻す手助けをしたいと言い、
EmilyとTrellisを連れて潜水艇に乗り込み海底の洞窟の中に沈む宇宙船に連れて行く。
そこはGabilanが彼の収集した記憶を保管している場所だった。
Trellisはそこでエルフ王によって奪われていた記憶を取り戻すが、
Emilyは父親の姿を見て別の空間に入り込み、あの幼い日の事故の真実を知り
怒りによって石の力に取り込まれてしまう。
一方Navin達はレジスタンスのエルフ姉弟の助けにより彼らの拠点であるFronteraに到達する。
そしてレジスタンスがエルフ王攻略のために建造している宇宙ステーションに向けて飛び立つ・・・
・・・
このシリーズの本質を解くカギは石(=Amulet)の力の謎にあるわけですが、
その石の力が具現化されたもの=Voiceはなんと謎の生命体Shadowによって操られていました。
その昔Shadowが暮らしていた惑星は滅亡し、彼らの乗る船団は宇宙をさまよい、
そしてAllediaを次の居住地とすべくVoiceの力により侵略を開始したのです。
ShadowとAmuletの関係が本巻ではまだよく分からないのですが、
ラスボスは実は宇宙人だったというのは予想外の展開でした。

物語のスケールはますます大きくなり、Navin達レジスタンスは遂に宇宙にある新拠点に
向かうことになりますが、これってデス・スターみたいなもの? 
次巻では遂にスターウォーズ勃発となるんでしょうか。
一方EmilyはVoiceによって過去の幻影を見せられ、
遂に石の力に取り込まれて火の鳥になってしまいます。
彼女がこのままShadowの手先となってしまったらこのシリーズはおしまいですから、
この先彼女がどうやって自分を取り戻すのかが最大の山場になるのは確実ですね。

さて現在発売されているのはこの7巻までで、作者のHPには8巻が進行中であることと
シリーズは全9巻になることが告知されています。
今までのペースでいくと第8巻もそろそろな感じで楽しみに待ちたいと思います。

ここまでの合計。639冊、単語数=9442187

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Escape From Lucien (Amulet #6) [英文多読]

■英文多読に挑戦(638冊目)

B00JD36AVSEscape From Lucien (Amulet #6)
Kazu Kibuishi
Graphix 2014-08-26

by G-Tools
Author : Kazu Kibuishi
Series : Amulet #6
Genre : Comic, SF, Fantasy
YL=5.0、単語数=10223、ページ数=215、☆5.0

Emily達はエルフ軍の次の標的Lucienに向けて出撃する。
しかしMaxが乗る巨大飛行艇に待ち伏せされてColossus(巨大人型兵器)は撃墜され、
それに乗り込んでいたAlison (Aly)と彼女達を助けようとしたNavinはLucienに不時着する。
Lucienの街は戦争によって荒廃し地上にはShadowと呼ばれる謎の生命体が跋扈し、
これに取り憑かれた生物は攻撃的な性格になって他者に襲いかかるのだった。
Navin達はShadowに追われ窮地に陥るが、謎の女性エルフRivaにより救われる。
Rivaに導かれてLucienの地下に入った彼らはそこでKanalisの街で出会った
レジスタンスのメンバーと再会する。
一方Emily, Trellis, Vigoの3人はMaxの脅迫的な命令により彼の石の呪いを解くために
Voidの中に入り込む。そこでEmily達が出会ったものは・・・
・・・
MaxのStonekeeperとしての力は絶大なもので、彼自身を若いままに保ち
巨大飛行艇を飛ばすことさえ出来るのですが、その力の根源となっていたのは
唯一の親友だったエルフのLayraをCouncilによって殺されたことへの復習心でした。
そしてVoidにより過去に戻って再会したLayraから今まで彼がやってきたことを批判され
決別を告げられたことににより彼の気力は一気に崩れ去ってしまうのです。
結局憎しみによる復讐は誰の慰めにもならなかったということですね。

Maxの最期の言葉からAlgos Islandという場所を探しに出る3人のStonekeeper。
Shadowから逃れて再びLucienに向かうNavinとAly。
新たな居住地を求めてLucienを脱出したRivaとレジスタンス達。
復活したBeaconに導かれて再起動したSails Home
これらがどう繋がっていくのか。物語はますます複雑になって次巻への期待は高まりますが、
ここからどうやって終息させていくのか、不安もまた半分といったところかな。

考えてみたら巨大人型2足歩行兵器Colossusはまだ一度もまともに動いたことが無いんですよね。
果たしてシリーズが終わるまでに活躍することはあるんでしょうか。(^^ゞ

ここまでの合計。638冊、単語数=9434386

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Prince of the Elves (Amulet #5) [英文多読]

■英文多読に挑戦(637冊目)

B00FFF7Q8YPrince of the Elves (Amulet #5)
Kazu Kibuishi
Graphix 2013-12-17

by G-Tools
Author : Kazu Kibuishi
Series : Amulet #5
Genre : Comic, SF, Fantasy
YL=4.5、単語数=5015、ページ数=208、☆4.5

Maxの裏切りによりMother Stoneはエルフ王の手に落ちてしまった。
MaxはMother Stoneの力で封印されていた最後のMountain Giantを蘇らせ
エルフ王の命によりFronteraという街を壊滅させる。
Emily達はそれに対抗するため、レジスタンスにより密かに建造されていた
巨大人型兵器Colossusを出撃させる。
しかし目的地に向かう途中に彼らはMaxとMountain Giantの襲撃を受けてしまう・・・
・・・
なるほどMaxの裏切りの背景には実はとても悲しい物語があったんですね。
Maxは本当ならばユパ様Vigoと同じくらいの年齢のはずなのに
Emilyとそれほど変わらない歳に見えるのは何故なのか?
Stonekeeperはタイムトラベルは出来ないようですが、
石の力でVoidという一種の夢の世界に入り込んで過去に行くことが出来るのだそうです。
Maxはその力を利用しているらしいのですが彼は現実でも若いままで、
その理由は・・・残念ながら次巻以降に持ち越しのようです。
そしてエルフ皇子のTrellisもまた過去に戻って様々なことを変えたいと思っている一人で、
彼もVoidの中に入って行くのです。

今回は様々な人の様々な過去の話が入り組み、さらにAmuletの精神世界に入り込んだりと、
なかなかあらすじも書きづらいような展開でした。
古代からの魔法の力や新たなクリーチャーが登場する一方で、最新の科学技術を駆使した
まるでガンダムかパトレイバーかというような巨大人型2足歩行兵器が登場するのも
このシリーズの魅力でしょうか。
次の展開が全く読めないのですが、
EmilyやNavinが率いる新生Cielisの新たな戦いがどうなって行くのか目が離せません。

それにしても回が進むにつれて精神的な描写が多くなっているのはちょっと気になるところ。
エヴァみたいな終わり方だったら嫌だなあ。

ここまでの合計。637冊、単語数=9424163

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Amanda in Arabia: The Perfume Flask (Amanda #1) [英文多読]

■英文多読に挑戦(636冊目)

B016TX3P26Amanda in Arabia: The Perfume Flask
Darlene Foster
Central Avenue Publishing 2010-04-01

by G-Tools
Author : Darlene Foster
Series : Amanda #1
Genre : Kids, Adventure, Travel
YL=3.2、単語数=16000(概算)、ページ数=114、☆4.0
[Kindle Edition]

Amanda Ross は目を閉じ願いを込めてバースデーケーキの12本のロウソクを吹き消した。
彼女が願ったのはスケートボードやMP3プレーヤーや自転車では無く、
旅に出て冒険をすることだった。
それ故にUAE(アラブ首長国連邦)に住む叔父夫妻から招待の手紙と共に航空券が送られてきた時
彼女は全く驚かなかったが、地球儀で調べたその国は彼女の住むカナダから恐ろしいほど遠く、
もっと近い場所に限定してお願いすれば良かったとちょっぴり反省も。
アブダビに着いたAmandaは叔父夫妻の近所に住むイギリス人の同世代の少女Leahと知り合い、
2人は直ぐに意気投合する。
自分の国とは全く違う文化に見るもの聞くもの全てが新鮮で彼女は興奮するが、
友人へのお土産を買うために立ち寄ったショップで、老店主から
「これはあなたにとって特別なものだ」と言われて小さくて綺麗な香水用の瓶を買う。
そしてそこから彼女の不思議な冒険が始まる・・・
・・・
今まで洋書和書を問わず色々な本を読んできましたが、
UAEが舞台の小説というのはたぶん初めてじゃないでしょうか。
著者の方はカナダ人で旅行が大好きなのだそうで、
本書も自分の経験を基にした旅行記+ちょっとミステリアスなアドベンチャー
というところでしょうか。
お話は純粋に子供向けで人々の暮らしの様子や遊牧民にまつわる歴史の話なども出てきますが、
どれもガイドブックに出てくる程度の記述なので純粋な旅行記としてはやや物足りない感じです。
アドベンチャー部分はAmandaが思ったよりタフな経験をしてちょっと驚かされますが、
まあ「Magic Tree House」と良い勝負といったところかな。
1つだけ残念なのはイラストが無いことで、せっかく馴染みの薄いアラブ圏を舞台にしている
のですから絵があればもっと分かりやすかったように思います。

この作品はシリーズ化されていてAmandaが世界各地を廻るようで(次はスペインらしい)、
ストーリーは(単純ではありますが)決してつまらなくはありませんし、
比較的ボリュームがあって英語も平易なのでまさに多読にはびったりで、
「MTH」や「A to Z」に続く多読本を探している方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。

著者は孫から"super-mega-woman-supreme"と呼ばれているそうですが、
日本語にすると「モーレツおばあちゃん」という感じ?
いや「トンデモばーちゃん」かな。(笑)

ここまでの合計。636冊、単語数=9419148

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Ella Enchanted [英文多読]

■英文多読に挑戦(635冊目)

B008XOAJQAElla Enchanted (Trophy Newbery)
Gail Carson Levine
HarperCollins 2012-12-26

by G-Tools
Author : Gail Carson Levine
Series :
Genre : Kids, Fantasy, Romance
YL=6.0、単語数=52994、ページ数=241、☆4.5
[Kindle Edition]

Ellaは生まれた時になかなか泣き止まなかったために、お祝いに訪れていた妖精Lucindaから
贈り物」として、命令されれば何にでも従う「従順」の魔法をかけられてしまう。
子供の頃は優しい母親Eleanorと威張っているけれど彼女のことを常に気にかけてくれる
料理人Mondayによって守られてきたEllaだったが、
彼女の15歳の時母親が急逝しその運命は大きく変わる。
父親の命令により彼の裕福な友人Olga夫人の2人の娘(HattiとOlive)と共に
彼女の意に反して花嫁学校に入れられたEllaは、そこで隣国のAyorthaの少女Areidaと親友になり、
ダンスや裁縫やとりわけ語学のスキルをみるみる上達させる。
しかしHattiはEllaの従順をいち早く見抜きことあるごとに彼女を利用する。
それにずっと耐えてきたEllaだったが、Areidaと友人であることを止めるように命令され、
父親が出席するgiantの結婚式でLucindaに会って魔法を解いてもらうために学校から逃げ出す・・・
・・・
1998年のNewbery Honor 受賞作。
まさにディズニー映画の世界だと思ったら本当に映画になってたんですね。(^^ゞ
出だしは「眠り姫」っぽいですが、ヒロインの名前がEllaと言うことで
あの童話(あえて題名は書きませんが)のパロディだろうということは容易に想像がつきます。
童話の方のヒロインは根っから従順で継母や義理の姉の仕打ちにひたすら耐えますが、
こちらのEllaは言われたことを大人しく聞くような子ではなく、
その命令の内容に少しでも隙があれば意趣返しをし、リベンジしたりします。
鬱展開になりそうなシチュエーションなのですが、
それをあまり感じさせない彼女のキャラが良いですね。
最後に呪いを解くのはElla自身でしか無いとは思いましたが、
その方法が決して愛情の安売り(王子にキスされるとか)では無いのが気持ちよく、
スッキリとハッピーエンドとなりました。

本作品は内容からしてローティーンくらいの女の子向けのおとぎ話なのですが、
英語の難易度は意外に高く、貴族階級の会話として難しい言い回しも多くて結構苦戦しました。
物語はテンポ良く進みEllaの運命が気になって読むのを止められなくなります。
若い女性ばかりで無くかつての少年がが読んでも十分楽しめる1冊だと思います。

正直ラストはOlga夫人と2人の娘に対する胸のすくような仕返しを期待していたんですが、
甘々な処置で少々ガッカリ。(^^;
だって元ネタの童話の方では義理の姉達は鳥に目を(以下自粛)。

ここまでの合計。635冊、単語数=9403148

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The Last Council (Amulet #4) [英文多読]

■英文多読に挑戦(634冊目)

B00FFF7QS4The Last Council (Amulet #4)
Kazu Kibuishi
Graphix 2013-12-17

by G-Tools
Author : Kazu Kibuishi
Series : Amulet #4
Genre : Comic, SF, Fantasy
YL=4.5、単語数=7103、ページ数=224、☆4.5

Emily達は様々な困難の末にとうとうCielisにたどり着く。
しかしそこは彼女達が期待していたものとは何かが違っていた。
TrellisとLugerはエルフというだけで敵視されて監獄に入れられ、
Emily, Navin,母親の3人はガーディアンのMaxにスウィートルームに案内され、
Councilの一員となるには試験を受けなければならないので待機するように言われるが、
扉はロックされ彼らは実質の幽閉状態だった。
Leon達はEmilyに同行することを許されず、仕方なく食事を求めて街に出るが、
何故か人々はCouncilの監視に怯えていた。
一方ドラゴンに攫われて一行とは離ればなれになってしまったロボットのMiskitとCogsleyは
Vigoという初老の男に救助される。
彼ははかつてCouncilの一員だったがその方針に反発して離脱したと言う。
MiskitからEmilyの力になって欲しいと請われたVigoは2人と共にCielisに向かう。
果たしてEmilyたちの運命は・・・
・・・
苦労してたどり着いたCielisは既に腐っていました。(^^;
Amuletと呼ばれる魔法の石は元々1つのMother Stoneと呼ばれる石から切り出されて
多くのStonekeeperが誕生し、その力は人々に大きな貢献をして来ました。
しかし彼らは次第に自分の力を誇示して互いに争うようになり、
多くの犠牲者と共に石も消滅していきます。
Mother Stoneの残りが一握りの欠片となってしまった時、
Councilはそれを守るために極端な締め付けを始めます。
Emilyの曾祖父SailsやVigoは残ったMother Stoneを即座に廃棄しなければ間違った者の手に落ち
世界は破滅すると主張してと他のメンバーと対立しCouncilを離れたのでした。

Cielisを空中に浮かせているのはMother Stoneの力かと思ったら違うのか。
腐ってしまったCouncilがMaxの手によって消滅させられたにもかかわらず
石の兵隊やクリーチャーが操られていたのは何故なのか。今回は色々謎が多いです。
Maxの裏切りによりMother Stoneはエルフ王の手に落ち、
チームEmilyのStonekeeperはEmily, TrellisとVigoの3人だけ、
ますます強力になった敵に対してこれからどうやって対峙していくんでしょうか。

Cogsleyに懐いてしまったドラゴンの子供Dagnoが可愛いんですが、(^^)
彼(?)はいずれ重要な役割を果たすような気がしてなりません。

ここまでの合計。634冊、単語数=9350154

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Miss Peregrine's Home for Peculiar Children (Miss Peregrine's Peculiar Children #1) [英文多読]

■英文多読に挑戦(633冊目)

1594746036Miss Peregrine's Home for Peculiar Children (Miss Peregrine's Peculiar Children)
Ransom Riggs
Quirk Books 2013-06-04

by G-Tools
Author : Ransom Riggs
Series : Miss Peregrine's Peculiar Children #1
Genre : YA, Fantasy, Mystery
YL=7.0、単語数=84898、ページ数=352、☆4.0
[Kindle Edition]

Jacob Portmanは両親の仕事の都合で子供の頃はいつも祖父のAbeと共に過ごしていた。
Abeは若かった頃の奇妙な冒険や体験をJacobに話して聞かせ、彼はそれに魅了され感化される。
成長するにつれてそれらは祖父の作り話だと信じるようになるが、
それでも彼はAbeの一番の理解者だった。
Jacobが16歳の時、Abeは何者かによって殺され、死の際に駆けつけたJacobは
闇の中に恐ろしい怪物の姿を見てそれ以来悪夢に苛まれるようになる。
Abeの遺品の中の謎の女性からの手紙を見たJacobは祖父の過去と自分の悪夢の真実を
確かめるために祖父が子供の頃ナチスから逃れて住んでいたという
イギリス・ウェールズにある島に行くことを決心する。
Jacobはそこで祖父が住んでいたのは「特別な子供」のための孤児院だったと知るが、
その孤児院は第2次世界大戦のドイツ軍の空襲によって破壊され住んでいる者は誰もいなかった。
しかし2日目に再び訪れた時、彼は特別な子供達に出会ってしまう・・・
・・・
Jacobが出会ったのは彼が子供の頃祖父に見せられた写真の中の姿と全く変わらない
特別な子供(Peculiar)達でした。
彼らを追いかけるうちに現実とは全く違う世界に入り込んだJacoobは
そこがMiss Peregrineというymbryne(時間と空間を操る能力のある者)によって
管理されている空間で、
祖父のAbeが住んでいた時から全く変わらない時間をループしていることを知ります。
彼は昔Abeの恋人だった少女Emmaと恋仲になり、他の子供達と共に楽しい時間を過ごしますが、
一方で彼らを狙う悪人とモンスターの存在があり、それが祖父を殺した犯人であることを知るのです。

白状するとこの作品、かなり前に表紙に惹かれて紙の本を購入したものの、
英語が思ったより難しかったのと文字が小さすぎてつらかったのとで
長い間積ん読本になっていました。
その後Kindle版が半額ほどのバーゲンだった時に買い直し、
最近になって映画化されたことを知って公開になる前に読んでおきたいと思い
ようやく重い腰を上げることにしました。
表紙の雰囲気からてっきりおどろおどろしいホラー作品だとばかり思っていたのですが、
読んでみると完全なファンタジーで、死体が出てきたりロマンス展開があったりするので
ジャンルはYAにしておきましたが、
やっていることは子供達が活躍する児童書ミステリと大して変わりありません。

物語は前半くらいまではかなり面白かったのですが、後半になるとややダレてくる感じ。
たしかにラストに向けてモンスターの襲撃にJacobと子供達が対峙していくのは
ハラハラドキドキの展開ではあるのですが、もうひとつ盛り上がりに欠けるような気がしますし、
一話完結なのかと思ったら次巻に続くみたいな終わり方だったのもちょっと肩すかしでした。
英語の難易度も少々高く、難しい単語が多かったり1センテンスがやたらと長かったりと
私が今まで読んだ中では最も読みにくかった作品の1つかもしれません。
続きはとても気になるんですが、もう少し英語力を上げないとなあ。(^^ゞ

ここまでの合計。633冊、単語数=9343051


先にも書きましたが、この作品が映画化されて今秋に公開されるということなので
そのトレーラーをどうぞ。



確かにこんなお話なのですが、
Emmaのキャラ設定が原作とはちょっと違うかな。

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The Cloud Searchers (Amulet #3) [英文多読]

■英文多読に挑戦(632冊目)

B00FFF7Q6QThe Cloud Searchers (Amulet #3)
Kazu Kibuishi
Graphix 2013-12-17

by G-Tools
Author : Kazu Kibuishi
Series : Amulet #3
Genre : Comic, SF, Fantasy
YL=4.0、単語数=6801、ページ数=208、☆4.5

Emily達はエルフ将校Lugerをamuletの力でなんとか打ち倒し、
母親の体内の毒も消すことが出来てひとときの安息を得る。
Leonは彼女がStonekeeperとして成長するには、かつてamuletの力をコントロールするための
訓練をしていたCielisという都市に行くしかないと考える。
Cielisはその昔Alediaを統治していたガーディアンと呼ばれる人達が住んでいる場所だったが、
エルフの軍隊によって完全に破壊されたと言われていた。
しかしガーディアン達はCielisを空の上に浮かび上がらせて脱出したという伝説が残されていた。
Emily達一行は飛行機をチャーターするために空港都市に入るが、
そこでエルフ兵に追われていた皇子Trellisと
Emilyのパワーによって石を破壊されて老人のようになったLugerを救出し、
かつてCielisを見たことがあるというパイロットEnzoの飛行機に乗って
エルフ兵の追撃をかわして空に飛び立つ。
果たして彼らはCielisにたどり着くことが出来るのか・・・
・・・
3巻になって物語は新たな展開に。
Leon(狐の姿をしたレジスタンスの戦士)はEmilyが石の魔力に取り込まれることなく
amuletをコントロール出来るようにならない限りは邪悪なエルフから世界を取り戻すことは出来ず、
それには彼女をCielisに連れて行くしか無いと考えます。
ガーディアンの1人だったEmilyの曾祖父Silasが残したノートを見て
Cielisが存在することを確信したLeonは空に向かうことを決心するのです。
一方エルフ皇子Trellisは老人の姿になってしまったLugerを見捨てることが出来ず
彼を連れてEmilyの後を追いかけ、そして2人は彼女の一行に加わることになります。
Trellisだけでなく単なる敵役だと思われたLugerもこの先重要な役割を果たしそうな感じです。

作者のKazu Kibuishiさんは子供の頃まで日本に住んでいたということなので、
作品の中に何となくジブリ映画やファイナルファンタジーなどのRPGの影響が感じられます。
それに加えてクリーチャーや背景の描写はスターウォーズっぽい箇所もちらほら。
こういうSFファンタジーだとそういった作品の影響を全く受けないことは難しいでしょうが、
でもそれが消化されたうえで十分にオリジナリティが発揮されているのも確かだと思います。

Emily達がどうなってしまうのか気になって仕方ないのですが、こんなに面白いのに
どうして途中で止めてしまったのか2年前の自分に小一時間説教したいところ。(^^ゞ

ここまでの合計。632冊、単語数=9258153

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The Stonekeeper's Curse (Amulet #2) [英文多読]

■英文多読に挑戦(631冊目)

0439846838Amulet 2: The Stonekeeper's Curse
Kazu Kibuishi
Graphix 2009-09

by G-Tools
Author : Kazu Kibuishi
Series : Amulet #2
Genre : Comic, SF, Fantasy
YL=4.0、単語数=6673、ページ数=224、☆4.5
[2回目] [1回目の感想はこちら]

Amuletシリーズ2巻目の再読。
あらすじは1回目を見ていただくとして、前回書き忘れていた事を少々。
私が今まで小説アニメなどで読んだり見たりしてきたエルフと言えば
割と人間に近い存在で善良な種族として描かれることがほとんどで、
とりわけ18禁方面では(特に女性が)可愛そうな扱いを受けることも多く、
このシリーズのような邪悪な存在というのは始めてなのでちょっと新鮮ではあります。
ただStonekeeperとして生まれた物静かなエルフの青年が石の魔力に囚われて
その結果邪悪なエルフ王となってしまったということらしいので、
Emily達の力でまた元の穏やかな種族の姿に戻れるのではと思ったりもしています。
1巻で登場したエルフの皇子Trellisは小物感バリバリだったのですが、
結構重要なキャラでもあるようで、これからEmilyとどう絡んでくるのかが楽しみです。

と言うことで今度は3巻以降もちゃんと読みますよ。(^^ゞ

ここまでの合計。631冊、単語数=9251352

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