So-net無料ブログ作成
検索選択

Midwinterblood [英文多読]

■英文多読に挑戦(647冊目)

1250040078Midwinterblood
Marcus Sedgwick
Square Fish 2014-04-22

by G-Tools
Author : Marcus Sedgwick
Series :
Genre : YA, Fantasy, Horror
YL=5.0、単語数=46645、ページ数=262、☆4.0
[Kindle Edition]

2073年6月、Eric Sevenは北欧にあるBlessed Islandという島を訪れた。
彼はクライアントの求めに応じて世界の各地を巡り、
その地のことを調査するレポーター兼ライターだった。
今回の目的はこの島にしか無いという「Dragon Orchid」と呼ばれる植物で、
そこからは不老不死の薬が得られると噂されていた。
Ericは島で彼を迎えてくれたMerleという若い女性に
ほとんど恋愛感情と言って良いほどに強く惹かれたが、
同時に初対面にもかかわらず以前何処かで会ったような不思議な既視感にとらわれた。
島の住人達は驚くほどに親切で彼の滞在は何の不自由も無かったが、
一方で住人達の様子は何処か奇妙だった・・・
  --
2011年7月、考古学者のEdward一行はBlessed Islandで
ヴァイキングの遺跡を発見するために調査を行っていた。
発掘現場の傍らでは近くの家の少年が毎日ほとんど終日飽きもせずに作業の様子を見守っていた。
彼の名はEricと言った。
調査は2週間の予定だったが期間の半分を過ぎても何の成果も無く、Edwardはあせっていた。
発掘場所を変えるかの決断を強いられるEdwardだったがEricが言った「ここを掘って」の一言に
本能的に従い、そしてそこからはヴァイキングの墓所らしいものが現れる。
謝礼のためにEricの家を訪れたEdwardに母親はMerleと名乗った・・・
・・・
本書は全体が以下のような7つのパートで構成されています。
MidsummerSun JUNE 2073 - THE FLOWER MOON
The Archaeologist JULY 2011 - THE HAY MOON
The Airman AUGUST 1944 - THE GRAIN MOON
The Painter SEPTEMBER 1902 - THE FRUIT MOON
The Unquiet Grave OCTOBER 1848 - THE HUNTER'S MOON
The Vampire 10TH CENTURY - THE SNOW MOON
Midwinterblood TIME UNKOWN - THE BLOOD MOON
お話は未来から次第に時を遡り、その時々の満月の日が象徴的な名前で呼ばれ
ストーリーの重要な要素となっています。
それぞれが独立した物語ではありますが、舞台は全て同じ島で
EricとMerleという2人の人物が全体を通してキーとなり、
そして全てを読み終えた時、7つの物語が繋がるのです。

それぞれのストーリーはどれも奇妙で時に優しく時に悲しく時に恐ろしく読む者を惹き付け、
ラストでなるほどと納得させられる仕掛けも面白いと思います。
惜しむらくは本書は全体を通してラブストーリーという側面があるのですが、
EricとMerleの愛情がどうしてそこまで深いものなのかというのがいまひとつ
伝わってこないのが物足りないところ。
ひとつひとつのストーリーが短くてその部分が描き切れていないせいだと思うのですが、
せめてあとページ数5割増しくらいでその辺をねっとりと(笑)描いていただければ
なかなかの傑作になったのではないでしょうか。

とは言え物語自体は面白いですし、英語は比較的平易なので
児童書に飽きた方には少し大人向けのちょっと怖い物語としてオススメです。
冬の夜長にキャンドルライトだけで読むのも一興かもしれませんよ。
(私には怖くて出来ませんが)

ここまでの合計。647冊、単語数=9960332

<関連リンク>
・INDEX - Marcus Sedgwick
・WEB SITE - Marcus Sedgwick


にほんブログ村 本ブログ 洋書へ
にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。