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Fuzzy Mud [英文多読]

■英文多読に挑戦(600冊目)

B00X1875MYFuzzy Mud
Louis Sachar
Bloomsbury Childrens 2015-08-06

by G-Tools
Author : Louis Sachar
Series :
YL=5.5、単語数=33065、ページ数=194、☆4.5
[Kindle Edition] [オーディオブックと併せて聴き読み]

Tamaya Dhilwaddi はPennsylvaniaにある名門校 Woodridge Academyに通う
5年生の女の子で、両親は離婚し母親と一緒に暮らしていた。
学校へは近所に住む2つ年上のMarshall Walsh と一緒に歩いて通っていたが、
学校の周囲にある深い森に入ることは禁じられていて、彼等はいつも森の周りを迂回していた。
Marshallはごく普通の男子生徒だったが、クラスに転校してきた乱暴者のChadに
ささいなことから目を付けられたのがきっかけでクラスメイトからの苛めを受けていた。
ある日いつものようにMarshallと帰ろうとしたTamayaだったが、
何故か彼はいままで決してしなかった森を抜けて近道とすると言い、そして2人は迷う。
実はMarshallはChadから喧嘩をふっかけられ、帰り道で待っていると言われたのだ。
追ってきたChadはMarshallに殴りかかり、Tamayaはとっさに近くにあった奇妙な泥の塊を
Chadの顔にぶつけ、彼がひるんだ隙に2人は逃げ出す。
翌日Chadは学校に現れず、Tamayaの身体にも異変が起き始める・・・
・・・
8月に入って毎日のように猛暑日が続き、ここは『Holes』の続編でも読もうかと
準備をしていたのですが、たまたま本書の発売を知って急遽予定を変更。(^^ゞ
タドキストには待望のLouis Sacharさんの新刊ですが、『Holes』のようなファンタジーでは無く、
パンデミックを題材にしたSFパニックものだったのが少々意外でした。

おそらくこれから多くの人が読むでしょうから内容についてはあまり触れませんが、
SF小説とは言えこの作者ならではの味付けと
全体を通して人類への警鐘が根底に強く流れていることを感じました。
相変わらず上手いなあと思わずにいられない部分も随所にあり、
例えば各章の最後に脈絡無く掛け算の式が出て来て、最初は戸惑うのですが
直ぐにその意味するところが分かって逆に恐怖をあおりますし、
また全体のほぼ中間地点に敢えて3ヶ月後の様子が分かるような記述を持ってくることで、
主人公Tamaya達の安否が気になって仕方なくなります。
このへんの構成は流石ですね。
本作品はニューベリーの候補になってもおかしくないと思いますが、
(賞を取れるかどうかは微妙かな)、
Louis Sachar 健在を改めて世の中に認識させたのではないでしょうか。

全体の英文難易度は Holes よりは少し易しいくらいかなと思いますが、
微生物学関係の用語がちょっと難しく感じるかもしれません。
時々刻々と進んでいく緊迫した物語の中で主人公達の運命がどうなってしまうのか
気になってページをめくる手が止まらなくなること請け合いです。
タドキストにとってはマストアイテムがまた一つ増えそうな予感がします。

ところで本書を読み終わった後、思わず「たまや~!」と叫びたくなるのは私だけ?

ここまでの合計。600冊、単語数=8128822

<関連リンク>
・INDEX - Louis Sachar
・WEB SITE - Louis Sachar ― Children's Author ― Home Page


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