Little Miss Stoneybrook...and Dawn (The Baby-Sitters Club #15) [英文多読]
■英文多読に挑戦(599冊目)
Author : Ann M. Martin
Series : The Baby-Sitters Club #15
YL=4.5、単語数=26170、ページ数=102、☆4.5
[Kindle Edition]
Stoneybrookの街で"Little Miss Stoneybrook Pageant"という
5歳から8歳の少女を対象にしたミスコンテストが開かれることになった。
ミスコンなんて男女差別だと考えていたBaby-Sitters Clubのメンバー達だったが、
なんとMrs.PikeからDawnに対してMargoとClaireが参加したいと言っているので
コーディネートをして欲しいと直々の指名がある。
張り切ってPike家を訪れたDawnだがMargoとClaireのあまりの取り柄の無さに四苦八苦する。
一方Mary AnneはMyriah Perkinsが歌やタップダンスやお芝居の才能に溢れていることを知り、
彼女をコンテストに参加するように薦める。
そしてKristyはKarenのClaudiaはCharlotteのそれぞれコーディネーターとして参戦を決める。
果たして栄冠は誰の手に・・・
・・・
初っぱなからClaudiaにCharlotteの母親から(BSCでは御法度の)直接指名があって
(CharlotteがStacyの親友だったClaudiaと話しをしたいという理由からなんですが)
それに不満なメンバー達が私は私はと過去の手柄を自慢し合ったりして
やけに不穏な空気が漂っているな思ったら、なるほどミスコンに向けての伏線だったんですね。
当初はミスコンなんて男女差別よねとバカにしていたメンバー達ですが、
DawnがPike家のコーディネーターになったことで風向きが一変し、
他の3人がそれぞれ女の子達を参加させるに至って、
あたかも上級生メンバーの代理戦争のようになってしまいます。(^^;
Myriahが母親にコンテストに参加したいと言った時、Mrs.Perkinsは娘に対して
こんなことを言っています。(本当は原文を全部載せたいんですが長いので要約します)
「どんなコンテストでも必ず勝者とそれ以上の敗者がいる。あなたが勝ったら凄いけど、
たとえ勝っても負けても私たちの家族はあなたを誇りに思うわ。」
「世の中にはコンテストに楽しみやゲームとして参加するのでは無く仕事と思っている人も多い。
あなた達がコンテストを楽しめるように願っていいるけど、
そういう人達と競争するんだということを覚悟して欲しいの。」
いやあ素晴らしい。
実はこれはMary Anneに向けて言った言葉でもあるんですが、
彼女を含めてBSCの4人にはこの部分があまり理解出来ていなかったようです。
そして下級生の2人MalloryとJessiの方がミスコンに対して冷静で理性的なのが何とも。
どちらが年上か分かりませんな。(^^ゞ
今回はミスコンのお話と平行して長く続いていたDawnの弟Jeffの問題が解決に向かいます。
このシリーズは米国の子供達に実際に起りそうな問題を安易なハッピーエンドとしてでは無く、
つらい選択もありのままに描いているのが素晴らしいと思うのですが、
Jeff君の物語は読者にとっては読んでいて本当に複雑な思いがするのではないでしょうか。
作者が後書きでDawn自身もこの後同じようなジレンマに陥る、
と書いているのがスゴく気になるんですが・・・
ここまでの合計。599冊、単語数=8095757
<関連リンク>
・INDEX - The Baby-Sitters Club
・WEB SITE - The Baby-sitter's Club by Ann M. Martin | Scholastic

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![]() | The Baby-Sitters Club #15: Little Miss Stoneybrook...and Dawn Ann M. Martin Scholastic Inc. 2012-12-01 by G-Tools |
Series : The Baby-Sitters Club #15
YL=4.5、単語数=26170、ページ数=102、☆4.5
[Kindle Edition]
Stoneybrookの街で"Little Miss Stoneybrook Pageant"という
5歳から8歳の少女を対象にしたミスコンテストが開かれることになった。
ミスコンなんて男女差別だと考えていたBaby-Sitters Clubのメンバー達だったが、
なんとMrs.PikeからDawnに対してMargoとClaireが参加したいと言っているので
コーディネートをして欲しいと直々の指名がある。
張り切ってPike家を訪れたDawnだがMargoとClaireのあまりの取り柄の無さに四苦八苦する。
一方Mary AnneはMyriah Perkinsが歌やタップダンスやお芝居の才能に溢れていることを知り、
彼女をコンテストに参加するように薦める。
そしてKristyはKarenのClaudiaはCharlotteのそれぞれコーディネーターとして参戦を決める。
果たして栄冠は誰の手に・・・
・・・
初っぱなからClaudiaにCharlotteの母親から(BSCでは御法度の)直接指名があって
(CharlotteがStacyの親友だったClaudiaと話しをしたいという理由からなんですが)
それに不満なメンバー達が私は私はと過去の手柄を自慢し合ったりして
やけに不穏な空気が漂っているな思ったら、なるほどミスコンに向けての伏線だったんですね。
当初はミスコンなんて男女差別よねとバカにしていたメンバー達ですが、
DawnがPike家のコーディネーターになったことで風向きが一変し、
他の3人がそれぞれ女の子達を参加させるに至って、
あたかも上級生メンバーの代理戦争のようになってしまいます。(^^;
Myriahが母親にコンテストに参加したいと言った時、Mrs.Perkinsは娘に対して
こんなことを言っています。(本当は原文を全部載せたいんですが長いので要約します)
「どんなコンテストでも必ず勝者とそれ以上の敗者がいる。あなたが勝ったら凄いけど、
たとえ勝っても負けても私たちの家族はあなたを誇りに思うわ。」
「世の中にはコンテストに楽しみやゲームとして参加するのでは無く仕事と思っている人も多い。
あなた達がコンテストを楽しめるように願っていいるけど、
そういう人達と競争するんだということを覚悟して欲しいの。」
いやあ素晴らしい。
実はこれはMary Anneに向けて言った言葉でもあるんですが、
彼女を含めてBSCの4人にはこの部分があまり理解出来ていなかったようです。
そして下級生の2人MalloryとJessiの方がミスコンに対して冷静で理性的なのが何とも。
どちらが年上か分かりませんな。(^^ゞ
今回はミスコンのお話と平行して長く続いていたDawnの弟Jeffの問題が解決に向かいます。
このシリーズは米国の子供達に実際に起りそうな問題を安易なハッピーエンドとしてでは無く、
つらい選択もありのままに描いているのが素晴らしいと思うのですが、
Jeff君の物語は読者にとっては読んでいて本当に複雑な思いがするのではないでしょうか。
作者が後書きでDawn自身もこの後同じようなジレンマに陥る、
と書いているのがスゴく気になるんですが・・・
ここまでの合計。599冊、単語数=8095757
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