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Where the Mountain Meets the Moon [英文多読]

■英文多読に挑戦(545冊目)

0316038636Where the Mountain Meets the Moon
Grace Lin
Little, Brown Books for Young Readers 2011-04-12

by G-Tools
Author : Grace Lin
Series :
YL=4.5、単語数=42228、ページ数=304、☆4.5
[オーディオブックと併せて聴き読み]

少女MinliはFruitless Mountainと呼ばれる山の麓にある
Jade Riverという川に挟まれた小さな村に両親と共に暮らしていた。
Fruitless Mountainはその名の通り草木が全く育たず鳥や獣も寄りつかない不毛の山だった。
その影響なのか村の土壌は悪く作物もろくに取れずに皆が貧乏にあえぎ、
Minliの母親はいつも愚痴をこぼしてため息ばかりついていた。
しかしMinliはそんな逆境の中で明るく快活に育ち、
父親が話してくれる昔話を聞くのがなによりの楽しみだった。
そんなある日、彼女は村に立ち寄った金魚売りから金魚(goldfish)を買えば
その家はお金持ちになれると言われて高価な金魚を買ってしまい、母親は嘆き怒る。
反省した彼女は父親の話に出てきた世の中のことを何でも知っているという
The Old Man on the Moonに両親や村が豊かになる方法を教えてもらうために
Never-Ending Mountainに行くことを決意する。
そして旅の最初に出会ったのが、縛られて身動きが取れないドラゴンだった・・・
・・・
♪ぼうや~よいこだ ねんねしな~
と思わず歌いたくなってしまう表紙のこの本は、日本昔話ならぬ中国昔話です。
Minliは自分の全財産の半分を出して金魚を買ってしまったことを後悔して旅に出る前に
川に逃がしてあげるのですが、なんとその金魚は世界中の川を泳いできたという強者で、
彼女にNever-Ending Mountainに行く方法を教えてくれます。
ここで既に幸運が始まっていたんですね。
そして彼女が救ったドラゴンはなんと空を飛ぶことが出来ず、
彼もまたThe Old Man on the Moonに飛ぶ方法を教えてもらうために
Minliと一緒に旅をすることになります。
2人(?)は友達となり様々な経験をしながらやがて目的地に辿り着きますが、
最後にMinliは究極の選択を迫られるのです。

本作は2010年のNewbery Honor であり、
著者は児童書作家であると同時にイラストレーターでもあるということで、
作中にちりばめられた中国っぽい版画風のカラーイラストが読者を楽しませてくれます。
またこの作品は中国の昔話をベースにして創作されているということですが、
随所に「オズの魔法使い」や「ネバーエンディングストーリー」のようなテイストが感じられて、
おそらく作者はかなりのファンタジー好きなんだろうなと想像するに難くありません。

比較的単語数が多く長いお話ではありますが、英文は非常に平易で一つの章は短く、
またMinliの冒険の合間合間に挿入される彼女のことを心配して嘆く両親のお話が
読者をしんみりとさせ、綺麗な挿絵と共に読む者を飽きさせない工夫がされています。
ターゲットは比較的低年齢層だと思いますが物語は大人が読んでも面白く、
親子で楽しめる作品だと思いますし、GRからステップアップしたい方にもお勧めです。

最後に登場するもう一匹のドラゴンってやっぱりあの・・・なんだよね?

ここまでの合計。545冊、単語数=6464989

<関連リンク>
・INDEX - Grace Lin
・WEB SITE - Grace Lin Books


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