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The Secret Garden [英文多読]

■英文多読に挑戦(541冊目)

1557425248The Secret Garden
Frances Hodgson Burnett
Wildside Press 2005-12-30

by G-Tools
Author : Frances Hodgson Burnett
Series :
YL=6.0、単語数=80530、ページ数=250、☆4.0
[Kindle Edition] [オーディオブックと併せて聴き読み]

イギリス統治下のインドで生まれたMary Lennoxは、多忙でほとんど家に帰らない
英国政府高官の父と社交界にしか興味のない母により彼女の世話は使用人任せにされ、
そのせいで我儘で気難しく孤独な少女に育った。
彼女が10歳になった時コレラの流行により両親が急逝し、使用人たちも全て死んだり
逃げ去って彼女は独り無人となった家に取り残され父の同僚によって発見される。
Maryはイギリスヨークシャーに住む伯父Cravenに引き取られる事になるが、
その屋敷は広大で荒涼とした荒野の外れにあった。
伯父は十年前に不慮の事故で妻を失って以来その悲しみから立ち直れず、
一年の大半を旅に出て家に戻ることはほとんど無かった。
広大な屋敷の中で何もする事がないMaryは世話係になったMarthaの勧めで
屋外を散策するようになり、庭係の老人やコマドリと仲良くなる。
Maryは亡き伯母が大切にしていて、彼女の死後伯父によって閉ざされたという
花園の話を聞いてそれを探し回り、偶然にも埋められていた入り口の鍵を見つける。
Maryはヨークシャーの荒野のことを知り尽くしたMarthaの弟Dickonと共に
花園を蘇らせようと計画する。
そんなある日、彼女は屋敷内のどこからか子供の泣き声がするのを聞き、
その声を追ってみると・・・
・・・
♪だれも~しらない~ひみつの~は・な・ぞ・の
というわけで(どういうわけだ?)久しぶりに何か古典を読んでみたくなり
バーネットの名作『秘密の花園』を選んでみました。
この本は小学校低学年くらいの時に子供向けの日本語版を読んだことはあるのですが、
あらすじくらいしか覚えていなくて、Maryの成長物語という印象しかなかったのですが、
こうやって読み直してみると実はColinの成長物語だったんですね。

ネタバレにもならないと思うので書いてしまいますが、不思議な泣き声の先を探したMaryは
そこで伯父夫婦の息子である(Maryにとってはいとこになる)Colinに出会います。
彼が生まれてすぐに母親は不慮の事故で亡くなり、
その悲しみから立ち直れない父親はColinの養育を全て医者や使用人に任せて逃げ出します。
ともにネグレクトされた子供として同じような境遇にあった2人ですが、秘密の花園を見つけ、
ヨークシャーの荒野の中で育ち動物達と心を通わせることが出来る「自然児」Dickonと知り合い、
またMarthaとDickonの母親Susanの暖かい見守りのおかげで次第に心身共に健康な子供として
成長して行くのです。

全般的に英文は簡易なのですが、MarthaやDickonが喋るヨークシャー訛りの英語は
かなり読みづらく、物語の最後の方ではMary達まで訛るようになるのでもう大変。(笑)
何と言っても素晴らしいのは四季で移ろっていく自然の描写で、
花園の中の様々な植物や動物達の様子が100年経った今でも瑞々しく伝わってきます。
MaryもColinも上流貴族の子供なので使用人に対するいかにも偉そうな口ぶりがちょっと
と言う人もいるかもしれませんが、まあそこは100年前の英国の物語だと言うことで。
子供の頃読んだ名作がこうやって原作で(しかも安価に)楽しめるのは嬉しいですね。

Dickonは日本語版ではディコンと表記されているようですが、
オーディオを聞くとディキンに近い発音ですね。私もこちらの方が好きだな。

ここまでの合計。541冊、単語数=6310417

<関連リンク>
・INDEX - Frances Hodgson Burnett


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コメント 4

フタバ

ご無沙汰しています。

私はこのお話が大好きで
先日ようやくリトールドを
読み終わりました。
原作を聞き読みなんて
羨望の眼差しです!
なまりがひどいのは
このお話ならではですので
私も是非原作を読む時は
聞き読みしたいなぁと
思いながらブログを拝見しました。

私のブログにこのページのリンクを
貼りたいです。
ブログの記事は今日から2〜3日で
UPできると思います。
もしご迷惑でしたら
リンクを削除しますので
お手数ですがその旨コメントをお願いします。
by フタバ (2014-12-08 16:48) 

koikoi

フタバさん。こんにちは。お久しぶりです。(^^)
最近はまた精力的に読まれているようなのでとても嬉しいです。

私も最初は恐る恐るオーディオブックを試聴してみたのですが、
意外にいけそうだったので一気に聴き読みしてしまいました。
(とは言え難しい箇所もあるので行きつ戻りつですが。(^^ゞ)
ヨークシャーなまりが難しいのでYL6を付けましたが、
全体的には5レベル前後だと思いますし、
作品の素晴らしさは言わずもがなですので
是非原書を目指して頂きたいと思います。

このブログは原則としてリンクフリーですので
リンクを貼って頂くのは全く構いませんが、
こんな記事だとかえって恐縮してしまいます。
あまり目立たないようにお願いしますね。(笑)

それではまたお互い楽しく読書していきましょうね。

by koikoi (2014-12-08 20:40) 

フタバ

お返事ありがとうございました。
また、快諾して頂きありがとうございます。
本日ブログをUPしました。
お手間でなければリンクの確認に
ご来訪下さい。
目立ってはいないと思います(笑)。

原書が読めるようになるのは
いつなのかなぁと思いますが
絶対に読みたい一冊なので
多読を楽しみつつ先を目指したいです。

今後もkoikoiさんのブログを
参考にさせてもらいます♪
よろしくお願いします(^-^)/


by フタバ (2014-12-10 09:14) 

koikoi

フタバさん。こんにちは。
ブログを拝見させていただきました。
ありがとうございました。

原書は、今は大変そうに見えても、
必ず辿り着ける場所だと思います。
(私が出来たのだから他の方に出来ないことは無いです)
これからも地道に(でも楽しく)読んでいきましょう。
こちらこそよろしくです。(^^)/

by koikoi (2014-12-10 21:58) 

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