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Stormbreaker (Alex Rider #1) [英文多読]

■英文多読に挑戦(525冊目)

B000TU16GSStormbreaker (Alex Rider)
Anthony Horowitz
Puffin 2006-02-16

by G-Tools
Author : Anthony Horowitz
Series : Alex Rider #1
YL=5.2、単語数=47455、ページ数=288、☆4.5
[Kindle Edition]

14歳のAlex Riderは叔父であり彼の保護者の銀行員 Ian Riderと
家政婦として同居しているJackと共にロンドンで暮らしていた。
ある朝彼は叔父の突然の死を知らされる。
交通事故だという死因や葬儀での不審な参列者から、AlexはIanの死に疑問を持ち
スクラップ場に置かれた叔父の車を見て彼が誰かに殺されたことを確信する。
しかし車に閉じ込められスクラップマシンに送られてしまった彼は九死に一生を得る。
その直後、銀行に呼び出されたAlexは叔父が銀行員などではなく
MI6のスパイだったことを告げられ、その活動を引き継ぐように請われる。
財産の全てを握られた彼に選択の余地は無かった。
Ianが調査していたのはSayle Enterprisesという会社が開発したStormbreakerという
革新的なコンピュータで、その経営者Herod Sayleはイギリスの全ての中学校に
Stormbreakerを1台ずつ無償で譲与することを表明していた。
しかしMI6はSayleの行動に対して重大な疑念を抱いていた。
AlexはSayle Enterprisesが主催したプログラムコンテストに優勝した少年に
成り代わって敵の本拠地に潜入するが・・・
・・・
何故かタドキストのお姉様達に絶大な人気があるこのシリーズ。
きっと主人公のAlexくんはキュートな2枚目半で女性陣のショタ属性を母性本能を
くすぐるんだろうなと想像していたのですが、読んでみたら全然違いました。(^^ゞ
Alexはむしろ寡黙で言葉が表に出てこないので、正直何を考えているかよく分からず
とらえどころのない印象。
なので読む者にとっては彼の行動はどうしても突飛に思えてしまいます。
(そもそも彼が2行以上喋っている所って、
 Sayleに捕まって尋問される場面以外にありましたっけ?)
さらに言うと叔父であるIan RiderはAlexにとってかけがえのない存在であったことは
容易に理解出来るのですが、その辺の記述がかなりあっさり目なので
(いくら他に選択肢が無かったとは言え)MI6のどう考えても無謀な要請を受け入れ、
過酷なSASの訓練に耐える理由がAlexにいまひとつ希薄な感じがしてしまいます。
最初のうちはなかなか彼に感情移入できないのが少々不満なところでしょうか。

と、ネガティブな事ばかり書きましたが、実はこの作品は結構気に入っています。
何よりストーリーは文句なしに面白いです。
物語は終始テンポ良く進み、Alexに次から次へと危機が迫るジェットコースターストーリーで
読み始めたら止められなくなる魅力があります。
確かに最初から最後までツッコミ所満載ではあるのですが、元々子供向けの作品ですし、
読んでいるうちに少々のアラは全く気にならなくなります。
物語の中に複雑な伏線が張られることもなく、主人公の内面の深い葛藤があるわけでもないので
ひたすらストーリーを楽しむことが出来るまさに多読のためにあるような作品。
英文も所々で難しくなる箇所はあるものの全体的には4レベルくらいを読んでいる人なら
十分いけるのではないでしょうか。
小学生くらいの児童書にそろそろ飽きてきたけどYAはまだちょっとつらい、
と言う方(まさに自分のことなんですが)には、その橋渡しとなる作品としてオススメです。

実はオーディオブックと一緒に聴き読みするつもりだったのですが、
audibleのものは英国版に準拠していて、私の米国Kindle版とはかなり違うのに驚きました。
今まで英語と米語の違いなんて、'centre'と'center' とか 'lift' と'elevator' くらいしか
気にしていませんでしたが、実際ずいぶん違うもんですね。

B003YUBXVIStormbreaker (Alex Rider)
Anthony Horowitz
Walker 2009-09-15

by G-Tools
参考までに英国Kindle版へのリンク。
米国版(本ページの上のリンク)と比べてみると面白いですよ。

ここまでの合計。525冊、単語数=5745066

<関連リンク>
・INDEX - Alex Rider
・WEB SITE - Home - Alex Rider


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読書ログ

はじめまして。
私は「読書ログ」という読んだ本の管理やレビューを書くサイトの運営をしています。

ブログを拝見したのですが、ぜひ読書ログでもレビューを書いて頂けないかと思い、コメント致しました。

トップページ
http://www.dokusho-log.com/

こちらでメンバーたちのやり取りの雰囲気がご覧になれます。
http://www.dokusho-log.com/rc/

また、本を本棚に入れていくだけでグラフが作れます。
http://www.dokusho-log.com/profile/dokusholog/

読書が好きな人同士、本の話題で盛り上がっています。
もしよろしければ遊びにきて頂ければと思います。

よろしくお願い致します。

by 読書ログ (2014-06-13 13:42) 

koikoi

読書ログさん、はじめまして。

こんな拙い洋書レビューブログを御覧頂き、また魅力的なサービスにお誘い頂きありがとうございます。

しかしながら今の私はこのブログにレビューをアップするだけでかなり一杯一杯の状態です。
他のサービスに登録して日々メンテを行い、ましてレビューを書くことはちょっと無理だと思っています。
ご期待に添えずに大変申し訳ありませんが、ご理解いただければ幸いです。

将来時間に余裕が出来た時には喜んで参加させていただきます。
よろしくお願いいたします。

by koikoi (2014-06-13 22:44) 

読書ログ

ご返信ありがとうございます。
当サイトを見てくださったのですね!
ありがとうございます。
また機会がありましたら、ぜひ遊びにいらしてください。
スタッフ一同、お待ちしております。
by 読書ログ (2014-06-19 11:23) 

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