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Hatchet (Brian's Saga #1) [英文多読]

■英文多読に挑戦(511冊目)

1416936475Hatchet
Gary Paulsen
Simon & Schuster Books for Young Readers 2006-12-26

by G-Tools
Author : Gary Paulsen
Series : Brian's Saga #1
YL=6.0、単語数=41588、ページ数=208、☆5.0
[Kindle Edition] [オーディオブックと併せて聴き読み]

13歳のBrian Robesonは石油発掘の技師をしている父親に会うため、
小型セスナ機でカナダの大森林の上空を飛んでいた。
乗っているのはパイロットとただ1人の乗客である彼だけだった。
Brianの両親は離婚し、彼は母親とニューヨークで暮らしているが
"visitation rights"で夏休みの間父親と過ごすことになっていた。
ところがパイロットが突然心臓麻痺で倒れ、彼は6000フィート上空に独り取り残されてしまう。
飛行機は燃料切れで墜落するが幸いにも湖に落ち、Brianは怪我を負うものの奇跡的に助かる。
しかし深い森の中で彼に残されたものは着ている服とHatchet(手斧)だけだった・・・
・・・
いわゆるサバイバル小説は古今東西山ほどありますが、
特に児童書の場合は最初の設定からして結構都合良いことが多いですよね。
例えば遭難した飛行機や船に食料や機材が沢山残っていたり、
遭難した場所の周りには清流が湧き出て木には果実がたわわに実っていたり、
いともたやすく狩りで獲物を捕ってみたり・・・。
本作では飛行機の墜落からは助かったものの、その機体は湖底深くに沈み、
カナダの大森林の中にただ独り取り残されて救助を求める手立ても無く、
持ち物は小さな手斧ひとつだけという容赦無い状況に置かれた
主人公Brianの約2ヶ月のサバイバルが他にはない面白さで描かれています。

都会っ子のBrianはアウトドアライフの知識さえありませんが、
試行錯誤を繰り返しながらもハチェットを駆使して道具を作り、火を起こし
魚を捕り小動物を狩り、しかし理不尽な大自然からの逆襲に涙します。
そして次第に肉体的にも精神的にも成長して行くのです。
終盤にむけての物語の流れも納得できるもので、
あっけないほどのラストにも思わず微笑んでしまいました。

この作品はほとんどノーマークで内容を調べたこともなかったのですが、
たまたまAmazon.comでサンプルを読んだらこれがなかなか面白く、
オーディオブックも聞き易くて、音声に引っ張られる形で一気に読んでしまいました。
1987年のニューベリー賞佳作ということで、意外に古い作品なのは驚きましたが、
それよりもっと意外だったのはこのHatchetの物語はシリーズ化されているんですね。
すっかり野生児になってしまったBrianはもう都会では暮らせないとか?
ちょっと続きが気になります。

いくら自分が昔ガールスカウトだったからといって、母親が息子に手斧をプレゼントするのが
どこまでリアリティがあるのか分かりませんが(ニューヨーク辺りでは普通なの?)
災害時のサバイバル用として私もハチェットが欲しくなってきました。(^^ゞ

ここまでの合計。511冊、単語数=5237246

<関連リンク>
・INDEX - Brian's Saga
・WEB SITE - Gary Paulsen | Random House Kids


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