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Sent (The Missing #2) [英文多読]

■英文多読に挑戦(477冊目)

1416954236Sent (Missing)
Margaret Peterson Haddix
Simon & Schuster Books for Young Readers 2010-08-03

by G-Tools
Author : Margaret Peterson Haddix
Series : The Missing #2
YL=5.5、単語数=57467、ページ数=336、☆4.0
[Kindle Edition]

※今回のレビューはシリーズ第1巻『Found』のネタバレが含まれます。
それによって面白さが損なわれることはないと思いますが、
これからこのシリーズを読む予定の方は第1巻の読了後までは
以下はパスされることをお勧めします。


Jonah、Katherine、Chip、Alexの4人は、1483年のイギリスに跳ばされる。
Chipの正体は英国王エドワード5世、Alexはその弟リチャードだった。
しかし2人の叔父であるリチャード3世はエドワード5世の王位を奪い取り
2人はロンドン塔に幽閉されていた。
ChipとAlexはそこで出会った彼等の「分身」と融合するが、
このままではリチャード3世によって殺されるのは明らかだった。
果たしてJonah達は歴史を変えること無く2人を救うことができるのか・・・
・・・
36人の正体は歴史上の有名人物の血族でかつ人知れずその安否が不明になり
歴史の中に消えていった子供達でした。
そして未来世界の裏組織がそういった子供を誘拐し、
有名な血統の養子を望む金持ちに斡旋しようと企てますが、
JBが属する時間を管理する組織がそれを阻止しようとしてトラブルが発生し、
36人の子供は20世紀に置き去りにされてしまったと言うわけです。
しかし歴史を変えないために子供達を元の時代に戻すということは、
そのまま彼等の死を意味することでもあり、
Jonah達当事者はJBの組織をどこまで信頼して良いか分からず苦悩します。
いかにして歴史を変えること無く子供達を21世紀の家族の元に帰すことが
出来るのかがこのシリーズのこれ以降の読み所と言えるでしょうか。

前巻のレビューでこのシリーズはSFミステリーかなと書きましたが、
実はSFっぽい歴史ミステリーと言うのが正解だと分かりました。
歴史の中に埋もれていった子供がその後どうなったかを、
タイムトラベルを絡めた物語にしてしまう発想はこの作者ならではですね。
13歳になった子供達を時間のパラドックスを越えてどうやって救っていくのか、
については正直かなり都合良い設定だらけではあるんですが、
元々荒唐無稽なお話なわけですから、
素直にこの作品の構成の面白さを楽しむことにしたいと思います。

Chipを救い出すためのKatherineのお色気大作戦には思わず爆笑。
(まあ12歳なのでそんなに大したことは無いのですが)
Chipが彼女を好きなのは分かっていますから、これは何より効果的ですね。
戻ってきてからも2人は良い雰囲気ですし。(^^)
とは言えJonahとKatherineには次の子を救うために再びタイムトラベルの依頼が。
15世紀で色々つらいことや危険な目に遭った彼等は普通なら断ると思うんですが、
この2人が主人公である限りそれはなさそう。(^^ゞ
Jonah自身が救われるまでは冒険が続くんでしょうね。

ここまでの合計。477冊、単語数=4369005

<関連リンク>
・INDEX - The Missing
・WEB SITE - Margaret Peterson Haddix


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コメント 2

hinajiro

こんにちは。
この本とても面白そう!
私は最近薔薇戦争がセッティングの本を2冊読んだばかりなので、チップとアレックスの行方がとっても気になります。
一冊目はこの二人の母親が語ったもので、二冊目はリチャード三世の奥さんの目線で語られたものなのですが、その物語の中ではどちらも二人の行方がわからないままなんですよね、、、、、
そこを膨らましたフィクションなんて夢があっていいですねー!興味津々。
私の読んでいる作家はリチャードの仕業ではないと信じている派なのですが、こちらの作品ではそのまま行くとリチャードに殺されるという方向なんですね。その辺も作者の意見が反映しているのかただ通説に従っただけなのか、なんてことも気になってしまいます。
世界史に疎いのですが、この二人の他にも歴史上そんなに多くのミッシングな子供達っているんですかね?
by hinajiro (2013-09-03 19:16) 

koikoi

hinajiroさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

やはり歴史上のミステリーは小説の格好の題材ですよね。
あまり詳しく書くと読む楽しみが無くなってしまいますが、

リチャード3世に殺されるはずだった2人を未来の裏組織が誘拐する。
21世紀に取り残された2人をそのまま元の時代に戻せば当然殺されてしまう。
でも暗殺を阻止して表舞台に残せば歴史が変わってしまう。
では歴史を変えずにチップとアレックスを21世紀に戻すにはどうするのか?

という時間のパラドックスがこの作品のキモで、
この作者がそのあたりの時代考証をどこまでしているかは不明なのですが、
あくまで児童書なので期待し過ぎるとがっかりするかもしれません。
とは言え、物語自体はとても面白いので機会があれば是非どうぞ。

hinajiroさんのブログは時折拝見させていただいているのですが、
『The White Queen』の記事は見逃していました。(^^ゞ
Kindleのサンプルをちょっとのぞいてみたら、
いきなり英国王室の家系図が出てきて、まさにこの時代のお話なんですね。
私に読めるかどうかは自信がありませんが、いつか挑戦してみたいと思います。

>そんなに多くのミッシングな子供達っているんですかね?
残り34人が誰かというのはまだ全く分からないんですが
果たして全員の物語をやるのかどうかは興味あるところです。
ちなみに次巻の子供は"Dare"だそうです。
分かります?(私には見当もつきません)
by koikoi (2013-09-03 22:45) 

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